アロマセラピーと認知症ケア その2

いつもブログを読んで下さってありがとうございます。

今日は認知症ケアの続き、精油についてです。

プチグレン

今回ピックアップした精油はプチグレンという精油です。この精油はビターオレンジの葉を水蒸気蒸留法で抽出します。同じくビターオレンジの花はネロリという精油になります。

ネロリはとてもいい香りですが、何しろ高価なので・・・気軽にケアに使うという観点からプチグレンを選択しました。

抗不安作用のある精油

「抗不安」ということですが、不安は認知症に限ったことではなく、私たちも普段の生活でよく経験することですよね。認知症の場合は初期に強い不安感を持たれるので、本人、家族ともにこの不安というのはひとつのテーマになると考えました。

今回のプチグレンの成分分析を見てみると、リナロール23.45%、酢酸リナリル46.72%となっていて、成分の多くを占めていることがわかります。

リナロール・・・モノテルペンアルコール類

リナロールはモノテルペンアルコール類で、抗菌作用、抗真菌作用に優れています。比較的肌に優しく、乳幼児や高齢者にも使いやすいとされています。しかし酸化することによりアレルゲンになるとも言われていますので、どの精油もやはり新鮮なうちに使うというのがとても大切になってきます。

  • 鎮静作用
  • MRSA、耐性緑膿菌に対する抗菌
  • 抗ウイルス作用
  • 抗不安作用(マウス実験により抗不安作用が認められている)

他にリナロールを多く含む精油としては、ローズウッド、ラベンダー、クラリセージ、ネロリなどがあります。

酢酸リナリル・・・エステル類

エステル類も鎮静作用、抗真菌作用を持ち、フルーティな香りが多く、毒性が低く使いやすいグループです。

  • 疼痛軽減
  • コルチゾールの低下

他にはラベンダー、クラリセージ、ベルガモットなど

前回の記事に書きましたコルチゾールですが、これはストレスに関与して副腎皮質から分泌されるストレスホルモンと呼ばれています。

ストレスが長く続いたり、強いストレスを受け続けると分泌過多となり、結果として海馬の萎縮、脳細胞の減少、アルツハイマー型認知症の増加、筋力や骨量の低下にも関係すると言われています。

ネガティブシンキングやストレスはコルチゾールを増やし、脳にダメージを与える

と言われるドクターの理論にも沿っていますね。健やかな心は脳を守ると言えるのかもしれません。

 

4月から続いている「介護とアロマセラピー」をテーマとしたワークショップ。次回10/16は石けんを作る予定です。※基本的に偶数月、第3日曜の午後開催

なぜ石けん?と言うと、施設へお勤めの方から、利用者さんのお肌の乾燥を軽減したいというリクエストがあったからです♪また詳細は決まり次第アップします。

長々と読んで頂いてありがとうございました☆

コメント