緩和ケア病棟でのボランティア

偶然とは思えないような「導き」が重なって始めた、緩和ケア病棟でのボランティア。

最初の目標だった1年を越え、2年目に入りました。

 

いい機会なので、振り返って記事を書いてみようと思ったのですが、いったい何を書いたらいいのか・・・いざパソコンに向かうと指が止まってしまいました。

 

セラピスト目線のことなのか

一人の人間として感じたことなのか

 

思い返せばたくさんあり過ぎて。


 

何十人もの患者さんやご家族の施術をさせて頂いて、それだけの出逢いと別れがあったということ。

本当に一期一会です。

でも人生ってその繰り返しですよね。

 

病室で思わず涙が出たこともありました。

でもそれは悲しい涙じゃなくて、嬉しい涙のことの方が多かったです。

記事を読んでいるみなさんは意外に思われるかな。。。

 

緩和ケア病棟は、決して暗く悲しい場所ではなく、本当に穏やかで癒される場所なんですよ。

もちろん患者さんの状態によっては、そんな楽観的なことはとても言えないことも知っています。

だけど、病棟そのものの空気は本当に穏やかです。

 

こうしているうちに、少し頭が整理されて来たので書いてみますね。

 

まずはセラピストとして学んだこと

 

これはどうでしょう、毎回緊張の連続で、納得できた日なんて無かったように思います。

ただ、心がけたこと、少しずつ出来るようになってきたことは、「その方の全てに心を配る」ということ。

 

わかりやすく書くと、今目の前にいる患者さんは、たまたま今の姿であって、それが全てではないということ。

子どもの頃があり、元気な頃があり、大切にしている何かが必ずあるということ。

それを一生懸命見つけるように「その方の全てに心を配る」ことを心がけています。

 

そして、精油に対する考え方は大きく変わりました。

成分成分と思っていた頭デッカチな私は、病棟では無意味です。

 

香りは患者さんに寄り添い、私との距離を縮め、家族を慰め、緊張を溶かしてくれるものです。

 

人として学んだことは

 

まず、感謝

 

患者さんに頂いた数々の言葉が、私の中でずっと生き続けています。

 

あなたの笑顔、いいわね

 

ありがとう、生きていて良かった

 

その人が亡くなったとしても言葉は生き続けるのですね。

だから私も大切な人にはちゃんと言葉を残したいと思うようになりました。

 

そして、尊敬

 

私には想像もつかない厳しく苦しい状況でも、穏やかに笑い、人を思いやる

そんな方にたくさん出逢いました。

人生の師として、見習うべき姿勢をたくさん見させて頂きました。

 

この記事を読んでいるみなさん、もしボランティアをする機会があれば、是非参加してみて下さい。

きっと大切なことが見つかると思います。

 

最後に、セラピストとして

 

できることなら、ケアする側の人間として仲間に加えて頂きたいです。

ボランティアではできることに限りがあると感じています。

心待ちにしてくれている患者さんがいるから、頂いた声をどこかへ届けるのも大切な役割かもしれません。

望んでいるのは、患者さんとそのご家族だから。

 

この記事を医療関係者の方が見て、少しでも考えて下さると嬉しいな*

 

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アロマルームナチュレ
http://aronatu.com

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